福祉体験授業を行いました
伊東市社会福祉協議会では「地域に暮らす方との関わりを通じて、心を育む」ことを目的に、市内小中学校を対象として福祉の教育を行っています。
今年も複数の小中学校を訪問し、障がいのある方のお話しや体験学習を行いました。児童・生徒の皆さん熱心に話を聴き、たくさんの質問や発言をしてくれました。
手話についての
お話しの様子
10月8日 八幡野小学校にて


バリアフリーに
ついてのお話しの様子
10月17日 伊東小学校にて
福祉体験授業の感想
(7/10・8/29・9/4に南中学校で行った福祉体験授業より)
福祉体験を終えての感想〈福祉についての考え方より抜粋〉
- 自分がいつも通っている道や使っているものや場所にもバリアフリーのようなものがたくさんあることを知れました。障がいのある人にとって、それがあるとどれだけ便利か、それがなくなる、もしくは誰かに使われている、邪魔されているときにどういう気持ちになるかを、グループをとおしてたくさんわかることがありました。最後の「みんなが幸せに暮らせるにはどうしたらいいか」という質問で、国や県などでバリアフリーを増やすのも大切ですが、自分たちが障がいのある人について理解を深めることが大切だなと思いました。
 - みんなが幸せにくらすために、互いのことを理解し合い、助けたり頼ったりするのが当たり前になっていくといいなと思いました。
 - 支え合いが大切だと実感した。マークとかは、私たちが知っておかないと、いざという時マークの意味が分かんなくて助けられないのが一番ダメだから気になったら調べることを忘れずに大切にしたいと思う。これからはよく周りを見て困っている人がいたら助けは必要かなとまず見て、勇気はいるけど「なにかできることありますか」と声をかけられるようにしたい。
 - 障害によって困っていることは違うから、この人はこうだからこうしようと考えるのではなく、「何かお手伝いしましょうか」と寄り添って話すことを意識したいです。
 - イラストの問題を見たときにお互いに思いやる気持ちを持った方がいいと思いました。そして「平等」と「公平」は似ているようで全く違い、平等はただ同じにするだけで、あまり良くないと思いました。
 - 「公平」という言葉について、確かに「公平」のほうが、みんなが気持ちよく過ごせると思うので、「公平」という言葉を大切にしてこれから過ごしていきたいと思いました。
 - 地球に住むすべての人が幸せに暮らすには、ゆずりあい、助け合うことが大切だと思いました。自分の事じゃなくても「他人事」ではなく、「自分事」にし、どうしたらいいのか考えていこうと思いました。
 
講話後の感想〈講師の方へのお手紙より〉
- もしも誰かが困っていたら、ちゃんと相手に何を手伝ってほしいかを聞くことを大切にしていきたいと思いました。また、「他人事」ではなく「自分事」としてもとらえられたらいいなと思いました。学んだことを生活に生かせるようにがんばります。
 - 私は意識のバリアについての話で、見た目だけで決めつけるのは、その人からすると困ることかもしれないし、対応の仕方も違うものになってしまうので、これからもしないようにしたいと思いました。もし街で困っている人がいたら積極的に助けたいし、それを当たり前にしたいです。長谷川さんの言うように、誰もが住みやすい地域にしたいので、改めて意識したいと思いました。
 - 「何かお手伝いできますか」っていう言葉は、その人がやってほしい事があればそれをやれるし、別に大丈夫っていう感じだったら断れる、いい言葉だなって思いました。最近中学生になって電車に乗ることも出てきたから、もしそういう人がいたら積極的に声をかけていきたいです。こういうことをしていくことで、みんなのバリアを減らしていけると思いました。バリアを減らしてみんなが暮らしやすい社会にちょっとでも力になれたらと思いました。
 





















